腎臓病食の調理方法について/腎保存期だったころの記事です

慢性腎臓病(慢性腎不全)の 家族のための調理方法いっしょに食べる
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慢性腎不全の夫に向けた調理方法を紹介しています。
慢性腎不全の家族が、栄養指導を受けた際に教えていただいた方法を下にお伝えします。

タンパク質は多く取りたい!でも塩分・カリウムは制限したい

魚介類って、高タンパクなのに塩分・カリウムがしっかり入っているんですよね。
高タンパクかつ塩分・カリウム控えめの食事を作る際には、次の調理方法が必ず必要になります。

茹でる

乾麺などを下茹でするのは当然ですが、魚介類と野菜は、必ず下茹でします。
ハムなどの加工食品も同じで、使う前に茹でておくことで塩分控えめの献立に使えます。

湯通しする

焼き魚や煮込み料理に使用する魚の切り身は、下準備の段階で湯通ししておきます。
生で食べることで、美味しさを実感する食材があります。
例えば、野菜ならトマトやきゅうりやレタス、魚介類ではお刺身や魚の卵などです。
栄養士さんの指導では、こうした食材・食品は「使っても良いけれど、積極的には使わないでほしい」と言われています。

どうしても食べたい食事があるときだけ外食する

夫は、嗜好品を食べることもあります。
もともと、ストレスを食欲で晴らそうとする人なので、こうした正確についても医師に相談の上で、「どこかでリセットできるなら、嗜好品も食べて良いよ」と言ってくださっています。

毎月1回の頻度で行くところとしては、お寿司屋や定食屋さんが多いです。
たまに、ハンバーグ専門店や中華料理屋に行ったりもします。

ただ、お寿司には醤油を掛けないですし、定食屋で頼んだ定食の付け合せや味噌汁は私が代わりにもらいます。
ハンバーグ専門店では取り皿ももらって大人のワンプレートをみんなで取り合ったり、生野菜は食べないようにしています。
中華料理が食べたくなってもラーメンの汁やわかめスープは飲まず、高タンパクな鶏の唐揚げなどを頼みます。

夫は、慢性腎不全の合併症である急性心不全が発症してから1週間だけ入院し、そこで腎臓病食を体感しました。
もちろん、外食後のリセットも怠りませんが、入院以降は食が細くなったので、暴飲暴食とまでは行かず、これが功を奏しているようです。

まとめ:家族で食べていますが、今のところみんな健康です

私も息子も、慢性腎不全の家族と同じものを食べて2年が経ちますが、今のところ、ちひろ家はみんな元気です。
茹でと湯通し、この2つの方法を毎回行なうと、「水溶性ビタミンなども流れ出てしまうんじゃないか」と、摂りたい栄養素までもが減ってしまうと心配していました。
けれど、みんな元気なので、結果オーライです。


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