1わめを よんでいない おともだちへ
1わめを よみたい ひとは この おはなしを よんでね。
1わめの あらすじ
たんさんくんが おとこのこに ついていったら、おとこのこの おなかの どうくつに のみこまれてしまいました。
たんさんくんは いったい どうなって しまうのでしょうか?
つづき
どうくつの じゅーすのうえを ただよう ぼく。
おとこのこと おかあさんが おはなしする こえが、 どうくつに ひびいて ここちいい。
…あれ?
ぼく、 じゅーすに ゆられていると おもっていたけれど、 いつのまにか ちゅうに ういている。
ぼくとおなじ たんさんの おともだちも おんなじだ。
そんなふうに おもったやさき、 あれよあれよと いうまに、 ぼくの おともだちと おしあい へしあい。
ほっぺたどうしが くっついて、 おなかも せなかも くっついて、 あたまも おもたい。
どうくつのなかで ぎゅうぎゅうづめに なってしまった。
「くるしい~! どうしよう…?」
「そうだ、 じゅーずの なかに はいろう!」
そう おもった ぼくは、 ひっしで じゅーすに ひきかえそうと がんばってみた。
けれども、 いくら がんばっても もどることが できなかったんだ。
すると、 どこかで おともだちの さけぶ こえが きこえた。
「ん- くるしい、 もう げんかい!」
そんな こえを きいたと おもったや いなや、
ぼくも みんなも どうくつの てんじょうに ある、 かすかな ひかりに すいよせられて いったのです!
どんどん ひかりが おおきくなって てが とどきそう。
ぼくは さけんだ、 「みんなー、 もうすぐ そとに でられるぞー!」 って。
ごごっ
ごゴッ
ゴゴゴー!
げっプ……
そんな おとが したと おもったら、 とたんに ひかりに つつまれたんだ。
「まぶしい」 と おもったら… あれ?
なんだか からだが とっても かるい。
…みんなも おなじみたい。
「やったー! ぼくらは じゆうに なったんだ」。
つづく。
コメント 思ったこと、なんでもどうぞ(^^)