ちひろ家の防災グッズ

ちひろ家の防災グッズ-いっしょに使う-ちひろとすくすくいっしょに使う
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我が家は、息子も一人で持てるように、数日間分の防災グッズを用意しています。
新型コロナ禍の日本で、台風や地震により被災した地域におけるニュースを注視していましたが、衛生上の心配があり市外地からの物資輸送や人的援助が行われない期間があったようです(どの災害のことなのかは名言を避けますが)。なので今回は、「家が倒壊して避難所も被災してしまった」という、最悪の事態に備え、あったら役立ちそうな防災グッズを用意しようと思った次第です。私自身、家が機能しなくなったり避難した経験はないので、被災経験はほぼ無いに等しいですが、それでも今まで転勤族として色々なタイプの町や住まいや立地を体験してきて思うところがあったので、そういった立ち位置で防災グッズを厳選してみました。

ちひろ家の防災グッズは震災・津波・水害を念頭に厳選

今住んでいる自宅がある町は、全体的に海抜が低いです。それに自宅は港から近い場所…。だから震災では津波被害の可能性も否定はできません。

また、自治会の方に伺った情報では、台風で度々冠水している地域らしいのです。そのため雨による水害の可能性があることも分かりました。そのため、ちひろ家では次のことを踏まえた防災対策の必要性があると考えました。

  • 震災時の断水対策(上下水)
  • 避難所までたどり着くためのいくつかの経路を確認すること
  • 津波の緊急避難先

震災・水害を想定した防災グッズを厳選

市販のものはリュックタイプが多いですが、車が使えず歩いて避難することを前提として考えると、キャリーケースのほうが楽だろうとイメージしています。それは、市販の防災グッズに衣類が加わるからです。自宅周辺の道路は起伏があり、小さい子供も私達夫婦も、それぞれが食品と衣類を背中に背負うのは無理があると思いました。なのでやはり、リュックよりキャリーケースが無難かな。そんな発想から、ちひろ家が考える震災で使える防災グッズを揃えてみました。

厳選した防災グッズをカテゴリーごとに紹介

上記のとおり、最悪のケースをふまえて数日間をしのげる程度のボリュームで厳選しました。また、子供の持ち物についてはできる限り軽量化をさせていますが、大人の持ち物と機能性は変わりません。子供だけでも生き延びられるようにという思いからです。補足ですが、選んだ防災グッズをひとつのページに掲載する際に商品リンクの読み込みが一度にできないことがあります。その際は、お手数ですがページを再読込みして商品をご覧下さると助かります(_ _;)

①貴重品・必需品

  • サコッシュには防災マップや地図、連絡先、貴重品・処方薬・ライトを入れる。Ipx8のアウトドア用。
  • ケータイ防水カバー。ネックストラップ付きの2枚セット。アームバンドにも替えることができます。
  • コインケースはアウトドアで使える素材の薄型を
  • 子どもの保湿剤も安心感のある人気のクリーム。乾燥肌の夫にも使える。

②キャリーケース・リュック・ヘルメット・寝具・衣類

  • 大人のキャリーケースはソーラーパネル付き。日本製のキャスターで、多少荒々しく使っても丈夫。もともとソーラーパネル付きキャリーケースは種類が少なく、買うなら早いほうが良さそうです。
  • 5歳の息子には、折りたたみできるオックス生地の軽量タイプを。余談ですが、小学生が発明したキャリーケースタイプのランドセル。あれは素晴らしい!あんなふうになってほしいものです。
  • 歩くだけで太陽光発電できるリュック
  • 大人も子供も使えるヘルメット。折りたたみ式で、国家検定認定品。頭の周囲52cm~61cmタイプ。男性には少し小さいかも。
  • 幼児用の防災ずきん。耐燃素材で人目につく色です。
  • 人口ダウンの寝袋。肌触りが心地よい。洗えるし、チャックを開いて広げられる。厳戒しよう温度-15℃と、寒い地域の防災にも使えます。
  • そんなときに家族みんなの安全靴は必須。ガラス・ガレキ・釘などを踏むこともある。22.5cm〜29.0cm。幼児には大きいかも。探したけれど見つかりませんでした。

③非常食・飲料水・カトラリーなど

賞味期限を定期的にチェックしましょう。

  • アルファ米の非常食12袋
  • 備蓄水2L ×6本。家族3人で2本ずつ、食用として。5年保存タイプ。
  • ペットボトルの口につけられる浄水器。全部で3タイプの使い道を選べる。500mlの水×1万本分を濾過できる。50gの軽量浄水器。
  • 断水用ポリタンク3枚入り。1袋に10Lの水が入る。ポリカーボネート素材で丈夫だけど、折りたたんで持ち運べる。
  • 食器は除菌可能なステンレス。310ml容量で、非常食を食べたり、水をすくったりしても◎4個セットなので、数日間だったら家族で分ければ十分だと思う。
  • スプーン・フォークはステンレスの一体型を。
  • 缶切りは持っておいたほうが良い。
  • 食器用洗剤シートは、水で濡らして使い捨てられる。

④情報関連・常夜灯

  • LEDライト付き手回し発電のラジオ。iPhoneの充電も可能。息子にとっては手回し発電でラジオが聞けるのが楽しいみたい。遊びながら災害の練習になっています。

⑤季節用品

  • 暑い季節のケータリングなら、防滴扇子が便利。
  • 喘息持ちの家族には充電式の首掛け扇風機を。USB端子だから手回しラジオでも充電可能。

⑥衛生用品

  • 泡立ちの良い紙石鹸はサコッシュに入れておこうと思う。
  • アルコール除菌シートは、お徳用100枚入り。たくさんあるほど安心感がある。
  • タオルは真空圧縮タイプを。濡らして使うだけでなら水で膨らませるタイプで良いと思う。でも乾燥したまま使いたいときもあるので、真空袋に個包装のタイプを選んだ。
  • 断水時でも使える頭皮用ドライシャンプーは手袋タイプを選んだ。頭皮を洗ってから体を、そして脇やデリケートゾーンなどに使ったら、最後は使い捨てるのが衛生的かと。
  • 折りたたみバケツは上水用と下水用を2種類持っておけばOK。1.5Lタイプと3Lタイプを選べます。
  • 生活ごみのポリ袋は消臭×黒色をセレクト。
  • 紙おむつの臭いには、ちゃんと消臭できる袋を用意しましょう。相当臭います。
  • ごみは収集に来てくれるまでの間、猫・カラスの対策をしておくのが良いですよね。私は腰が良くないので、キャスター付きだとそのまま持っていけそうで助かります。

⑦サニタリー・トイレ

ゴミの消臭や荒らしにさえ対策しておくこと。そして、水が少なくとも衛生的なのがベター。

  • 大人用トランクスペーパーショーツ。使い捨てできて衛生的。57cm~124cmに使えるワイドサイズ。
  • かわいい女性用ペーパーショーツ。
  • 災害の種類にもよるだろうけれど、水が貴重な災害現場では、紙ナプキンよりも”かぶれにくい”「使い捨て布ナプキン」が良いと思います◎60枚入りで、衛生的。

⑧ポータブルトイレ

こちらは持ち運び用ではなく、屋内やバルコニーなどに置いて使うポータブルトイレです。うちは夫の体重が100kg弱ということから、耐荷重を重視して選んでいますが、コスパの良いものやテント付きのものなど様々ですので、お好きなタイプを選びましょ。断水時にも使えます。

  • 折りたたみ式のポータブルトイレ。ダイニングチェアを探したときと同様、耐荷重100kgのものを探した。ポリ袋を受けるバケツは5L、直径28cm。
  • 幼児向けのポータブルトイレもある。折りたたんで収納できる。
  • 凝固剤。大・小かかわらず使えます。ポリ袋と凝固剤がセット。

キャンプに行って防災グッズを使ってみる

有事に使い方が分からないのは、私も一緒のはずなので。
それなら、キャンプで非日常を体験して、防災グッズを使ってみようと思っています!
今年いきます。

アナログ環境で避難できるように/「街のハザードマップ×散歩」でアナログ環境に強くなろう

私たち夫婦さえ、地図が読めない。
当時、学校で習った地図記号が新しい国際的に共通の記号に置き換わっていたり、記号のデザインが変わっていたりするからです。
たしか、東京オリンピックの誘致活動の一環だったような…?

だから、防災マップの読み方はもちろん「散歩」は超重要だと思っています!
息子が2歳のときから、ほぼ毎日行なっていた散歩。
純粋に楽しかったのに、いつしかやらなくなっていました。

最近はどこに行くにも車だったけれど、歩くと同じ道でも目線が代わって違う発見があるんです。
歩いて「地図を見ながら目標にたどり着く」という経験を積んでいくと、なんとなく方向感覚も身についてきます◎

所有物の扱いに慣れる/消耗品の共有の仕方&自衛と共有とのバランス

子供に防災グッズの使い方は教えられたとしても、子供が他人から「〇〇を貸してほしい」と尋ねられたらどう言えば良いでしょう?
大人はある程度対応できたとしても、子供の場合は消耗品まで貸してしまうことだってあるでしょう。
所有物の貸し借りまで考える親御さんはどれくらいいらっしゃるでしょうか?

もし親御さんが被災してしまったら、子供は一人で生きていかなくてはいけません。
また、被災した初期の頃は避難所のプライベート空間が区別されておらず、就寝中の盗難に遭うことだってあるはずです。
ちひろ家では、子供が5、6歳になったらやっぱりキャンプに行くかな?
日頃から自分が持っている所有物をどうやってシェアしようか?ということも、一緒に考えていたいです。

 

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