腎臓病の家族がいる食事を紹介する今回は、「高野豆腐のふわとろ肉詰め煮」です。
肉の触感を高野豆腐でさらに満足させるレシピ。
それに、肉が固くならず「ふわとろ」なのに型崩れしないのは、「粉寒天」でつないでいるから。
ここ、ポイントです。
肉汁が閉じ込められ、卵液を入れるよりも高野豆腐と一体感になり、まさに「ふわとろ」になります。
なので、冷えても固くなくて美味しいのです!
今回は、干ししいたけがなく、かわりに「しいたけ出汁パック」を使いました。
出汁は、無添加を使用したのですが、カリウムが気になる方は、食べるときの煮汁を調整してくださいね。
干ししいたけは、高野豆腐の粉くささを忘れさせてくれる気がします!
減塩のため薄味だけど、香りや旨味を閉じ込める工夫もしているので、ぜひ試してみてくださいね。
香りまで食べて、腎臓もいたわりましょう。
- 準備時間10分
- 調理時間10分
- 実行時間15分
- 合計時間35分
- 歩留まり1
- エネルギー215キロカロリー
材料(高野豆腐5枚分)
餡(高野豆腐5枚分)
- 高野豆腐 82.5g(大判5枚分)
- 鶏ももの挽き肉 170g
- むきえび 115g
- 片栗粉 60g
- 酒 15ml
- 粉寒天 4g
- 減塩醤油 3ml
- すりおろし生姜 2g
おだし(高野豆腐5枚分)
- お湯 300ml
- しいたけだし 5g
- 昆布だし顆粒(無添加) 5g
- かつおだし顆粒(無添加) 5g
- みりん 15ml
- 酒 15ml
- 減塩醤油 3ml
調理方法
手順
1
高野豆腐を水で戻し、サンドイッチみたいに切り込みを入れる。
穴は貫通させないように、袋のように切っておく。
手順
2
次に餡を作っていく。
鶏ももの挽き肉と、粗くみじん切りした解凍のむきえびを和えておく。
それから、すりおろし生姜・酒・減塩醤油を混ぜて、粉寒天を混ぜておく。
手順
3
高野豆腐の中に、餡をつめる。
※高野豆腐から溢れるくらい入れてもOKです
そうしたら、餡の表面に片栗粉をくっつけて蓋をする。
手順
4
出汁を取る。
今回は沸騰したお湯に、無添加・顆粒の昆布だしとかつおだしを加える。
そこに酒・みりん・減塩醤油を加えてひと煮たちさせる。
5
出汁の火を小さくして、中火~弱火にしたら、高野豆腐を浸す。
高野豆腐全体に火が行きわたるように、おたまで出汁を回しかける。
お肉の餡に火が通ったら火を止め、味をしみ込ませて完成。
高野豆腐全体に火が行きわたるように、おたまで出汁を回しかける。
お肉の餡に火が通ったら火を止め、味をしみ込ませて完成。
- 一食当たりの量
- エネルギー215
- %日次価値*
- エネルギー215.8 kcal
- タンパク質18.6 g
- ナトリウム171.2 mg
- カリウム160.1 mg
- リン241.5 mg
- カルシウム122.2 mg
- 水分量111.7 ml
- 高野豆腐の肉詰め煮1枚分の栄養素を参考文献(記事の最後)から計算してみました。
今回、高野豆腐5枚分のレシピなので、煮汁もシンプルに5で割っています。
今回使用した調味料や加工品から計算したわけではありませんので、目安としてご覧ください。
少数第2位以下を四捨五入しています。
【参考文献】
日本食品標準成分表2020年版(八訂)から引用/文部科学省
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